相続税のシミュレーションと相談

実際に相続税がいくらかかるのか、簡単にシミュレーションしてみたいこともありますよね。
そのような相談も税理士にはよく寄せられますが、これをするために知っておきたいことがいくつかあります。

まずこのシミュレーションをするためには、相続税の計算の基礎となる条件がいくつか確定していないといけません。
たとえば法定相続人の種類や人数です。
今回の相続で実際に財産を受け継ぐ方が何人おり、その方たちは故人とどういう関係だったのか、それによって相続税の計算結果も変わってきます。

まずは法定相続人の人数や、その方たちの関係性について整理しましょう。
故人に配偶者と子供がいるなら、その方たちが最優先の候補者となります。
相続の放棄などは考えていないなら、ひとまずはこの方たちの人数でシミュレーションするといいです。
もし子供がいなければ、故人の直系尊属と配偶者が相続人となりますし、直系尊属が誰もいなければ、故人の兄弟姉妹と配偶者が相続人となります。
今回の相続で誰が相続人となるのか、大まかでもいいので一度確定してみてください。

次に大事なのは、遺産の種類と、各種の評価額です。
それぞれが合計いくらあり、遺産全体でいくらとなるのか、これがわかるとシミュレーションもしやすくなります。
このとき、現金や預金に比べて評価額がわかりにくい不動産や、故人の借金などマイナスの資産も、すべて遺産に含まれます。
不動産類はそれを所定の計算式で現金価格に直して、遺産の総額に加えてください。
借金類は負債として、遺産の総額から差し引けます。
このような計算をそれぞれして、遺産が結局いくらあるのかがわかれば、いよいよシミュレーションが可能です。

実際のシミュレーションについて、厳密なものが必要なら税理士まで相談し、計算してもらうのが基本です。
簡単なものでいいなら、インターネット上でこのシミュレーションができるサイトはたくさんありますから、これらを使ってみてください。
インターネットのものを使うときは、そのサイトの入力欄に必要な条件を入力し、決定すると、相続税額の目安額が表示されます。